英語の音は、発音記号で理解する

英語の音は、発音記号で理解する。

英語の発音をカタカナで表記している教材をみかけますが、英語の音をカタカナで覚えるのは絶対にやめましょう。なぜなら、英語にはカタカナでは表現できない音が多数あるのに、それを無理やりカタカナであらわすのはやはり無理があるからです。
たとえば、”Light”と”Right”はカタカナで表すとどちらも”ライト”になってしまいますが、”Light”と”Right”は全く異なる音です。同様に"Sea"と"She"、"Mouth”と”Mouse"などもカタカナでは"シー"、"マウス"ですが英語では別の音です。こうした単語は頻出しますから、音を区別して発音できるようにすることが大切です。

http://hatsuon.msize.net/symbol.html

より

 

英語の発音記号の読み方をマスターしよう

外国人女性と日本人女性が発音記号について話をしている

英語では、同じ“a”でも発音のしかたが違ったり、“u”や“o”と表記しても「ア」と発音するなど、英会話の初心者にとって発音は大きな壁といっていいでしょう。発音記号をしっかりと理解して使い分けることができなければ、ネイティブのような発音を目指すことは難しいといえます。

そこで、発音記号の中でも発音や使い分けが難しい発音記号を、10のカテゴリーに分けて紹介します。「ア」「オ」などの複数ある母音の発音や、SeaとSheのような日本語にはない「シ」の発音の使い分け、日本人が苦手な「L」と「R」の発音の違いを、実際に単語例を声に出して体感してみましょう。

1.「ア」の発音の使い分け

発音記号 発音のしかた
小さな「ェ」の後に「ア」と続けて発音します。
  • hat(帽子)
  • cat(猫)
  • tap(たたく)
  • angry(怒った)
  • happy(うれしい)
あまり口を開かずに、喉の奥で「ア」と発音します。
  • hut(小屋)
  • cup(カップ)
  • hungry(空腹な)
  • honey(はちみつ)
  • tub(おけ、たらい)
口を大きく開いて、「オ」の口の形で「ア」と発音します。
  • hot(熱い、暑い)
  • top(頂上)
  • lock(ロック、カギ)
  • rock(ロック、岩)
  • bottom(底)
口を軽く開いて、弱く「ア」と発音します。アクセントのない音節に現れることが多い発音です。
  • ago(前に)
  • about(について)
  • attack(攻撃する)
  • sofa(ソファー)
  • original(最初の)

2.長音の「アー」の発音の使い分け

発音記号 発音のしかた
口を大きく開いて、「オ」の口の形で「アー」と伸ばします。
  • father(お父さん)
  • spa(温泉)
口を大きく開いて、「オ」の口の形で「アー」と伸ばしながら、最後に舌先を丸めます。
  • hard(熱心な、つらい)
  • heart(ハート、心臓)
  • art(芸術)
  • park(公園)
  • part(一部、パート)
口を軽く開いて、弱く「ア」と発音した直後に舌先を丸めます。
  • standard(基準)
  • percent(パーセント)
  • popular(人気がある)
  • pair(一対の)
  • hear(聞く)
口を軽く開いて、弱く「アー」と伸ばしながら、最後に先を丸めます。
  • heard(hearの過去形)
  • hurt(傷つける)
  • burn(燃える)
  • permanent(パーマ)
  • bird(鳥)

3.「イ」の発音の使い分け

発音記号 発音のしかた
日本語の「イ」よりも横にやや広めに口を開げて、「イ」と「エ」の中間の音を出します。
  • ear(耳)
  • it(それ)
  • image(想像する)
  • fill(満たす)
  • eleven(11、11人)
子音的な要素の多い「半母音」と呼ばれる母音に近い音で、「ギ」の口の形で「イ」と発音します。
  • year(年)
  • yes(はい)
  • yard(ヤード)
  • yeah(うん、へぇ)
  • yell(エール)

4.「ウ」の発音の使い分け

発音記号 発音のしかた
唇を閉じた状態から、唇を突き出しながら「ウ」と発音します。
  • you(あなた)
  • good(良い)
  • put(置く)
  • push(押す)
  • pull(引く)
唇を突き出した状態から、唇を元に戻しながら「ウ」と発音します。[j]と同様に半母音です。
  • wool(羊毛)
  • wood(木)
  • with(一緒に)
  • wall(壁)
  • wear(着る)

5.「オ」の発音の使い分け

発音記号 発音のしかた
「オ」と強く言ってから、唇をすぼめながら「ウ」と弱く発音します。
  • go(行く)
  • owner(持ち主)
  • boat(ボート)
  • coat(コート)
  • below(下に)
口を縦に大きく開いた状態で、喉の奥から「オー」と発音します。
  • walk(歩く)
  • water(水)
  • automatic(自動の)
  • dog(犬)
  • tall(高い)
口を縦に大きく開いた状態で、喉の奥から「オー」と伸ばしながら、最後に舌先を丸めます。
  • more(より多く)
  • store(蓄える)
  • born(生まれた)
  • door(ドア)
  • court(コート)

6.2つの「シ」の発音の使い分け

発音記号 発音のしかた
歯を閉じ、舌先を上顎に付けた状態で「スィー」と発音します。
  • sea(海)
  • see(見る)
  • sign(サイン)
  • sit(座る)
  • sing(歌う)
歯を閉じ、舌を上顎に付けずに、舌の両端を奥歯に付けた状態で「シュイー」と発音します。
  • she(彼女)
  • ship(船)
  • shine(光る)
  • share(分ける)
  • shrimp(小エビ)

7.「ラ行」をLとRを使い分けて発音する

発音記号 発音のしかた
舌先を上前歯の裏側の付け根につけた状態で、「ラ・リ・ル・レ・ロ」と発音します。
  • lice(lauseの複数形)
  • light(光、明かり)
  • load(ロードする)
  • glass(ガラス)
  • live(住む)
舌を上顎に付けずに、舌の両端を奥歯に付けた状態で、「ラ・リ・ル・レ・ロ」と発音します。
  • rice(お米)
  • right(正しい)
  • road(道路)
  • grass(草)
  • rib(肋骨)

8.「B」と「V」の発音の違いを明確にする

発音記号 発音のしかた
有声破裂音といって、口を閉じて息を止め、唇を開く瞬間の勢いで「ブ」と発音します。
  • bridge(橋)
  • bear(クマ)
  • cab(タクシー)
  • bull(雄牛)
  • build(建てる)
有声摩擦音といって、上の歯で下唇を軽く押さえた状態で、歯と唇を摩擦させて「ヴッ」と発音します。
  • village(村)
  • very(とても)
  • vase(花瓶、つぼ)
  • violin(バイオリン)
  • visitor(訪問者)

9.鼻から抜ける音をしっかり発音する

発音記号 発音のしかた
両唇鼻音といって、唇を閉じた状態で鼻の奥から「ム」と発音します。
日本語の「幕(まく)」や「窓(まど)」が同様の発音になります。
  • may(かもしれない)
  • might(mayの過去形)
  • mix(混ぜる)
  • mouse(マウス)
  • muse(女神)
歯茎鼻音といって、舌先を上前歯の裏の付け根につけた状態で、鼻の奥から「ヌ」と発音します。
日本語では「簡単(かんたん)」や「観音(かんのん)」が同様の発音になります。
  • night(夜)
  • nice(よい)
  • new(新しい)
  • nuclear(原子力の)
  • neck(首)
舌の奥の面を上顎の奥の柔らかい部分に付けた状態で、鼻から「ング」と発音します。
日本語の漫画(マンガ)や音楽(オンガク)と同様の発音になります。
  • thing(物)
  • ring(鳴る)
  • wrong(誤った)
  • doing(行い)
  • fishing(釣り)

10.「th」を正しく発音する

発音記号 発音のしかた
舌先を上下の歯で軽く挟んだ状態で、歯と舌を摩擦させて「ス」と発音します。
  • thank(感謝する)
  • think(考える)
  • three(3、3時、3人)
  • thursday(木曜日)
  • month(月)
舌先を上下の歯で軽く挟んだ状態で、歯と舌を摩擦させて「ズ」と発音します。
  • there(そこ)
  • that(あれ)
  • mother(お母さん)
  • with(一緒に)
  • though(ではあるが)
英語の発音記号の読み方 – 日本人が苦手な発音のコツと単語例より
以下、塾長より
小学5、6年生、中学1年生
カタカナで英語を捉えている子がいかに多いことか
発音記号をできれば覚えた方がいい。
その前に日本語と英語は根本的に
異なるということを
知っておくことが大切です。