◆リオデジャネイロ五輪 シンクロ チーム▽フリールーティン決勝(18日・マリア・レンク水泳センター)

 シンクロナイズドスイミングは19日のチームのフリールーティン(FR)で、日本(乾、三井、箱山、丸茂、中村、中牧、小俣、吉田)が95・4333点をマークし、テクニカルルーティン(TR)との合計189・2056点でデュエットに続く銅メダルを獲得した。10年ぶりに復帰した井村雅代監督(66)の鬼指導により戦う集団に変わった日本が、この種目で3大会ぶりの表彰台に立った。

 ―2年半前から比べると、選手たちは。

 「全然違う。日本語通じませんでしたもん。怒っても意味がわからずポカーンとしていた。今は世界で戦えるアスリートになった」

 ―苦労は。

 「私と一緒にやったらメダルを取れると思っていた。それは違うと。私に付いてきて、あなた方が何をするかなんだと。あなたたちが進化したら私はもっと前を知っているから、教えてあげると。常に後ろから来ているようじゃダメ。私を抜きなさいと。最後までエネルギーのいる選手でした」

 ―選手の気質の違いは時代の差。

 「ものすごい感じる。豊かで平和な日本だからです。あの子ら、ほんと良い子。かわいいやつ。かわいいやつじゃあかんって。かわいいやつは、大勝負は懸からない。どこかで何が何でもという強引さと強さを持たなければ。私に怒られてもぷんとやるような子が誰もいない。腹立てよと。腹立ちなさい」