親子の関係性を今一度振り返ると

<鬼母女-きぼんぬ-たちのララバイ>より

 

どもに求めすぎて不幸にするは、の役割が逆転…どもに甘えている?[どもと心の通うなぜかスレ違う―成長する心の変化を知る心理学/加藤諦三]

 

「良い」のは、心理的に病んでいると先に書いたが、もう少し言えば、「良い」のはまず、夫婦関係に問題がある。

依存心が強い、支配欲が強い。つまり、一人では生きられない。「必要とされることを必要とする人」である。

どもと心の通うなぜかスレ違う―成長する心の変化を知る心理学』より

 

認められたい、褒められたい、必要とされたい…自立するまでに依存しているどもが大人に求める感情。でも、の立場が逆転して、どもに依存し、甘え、自分の欲求を満たしてくれることを求めている状態に「良い」が苦しめられているという。

どもは自分の気持ち・感情を押し殺し、の全てを受け止めるための聖母=良いでなくてはいけないという義務感(責任感)で窮屈な幼少期を送ることになる。


どもを不幸にするは「の役割逆転」しているという説明が、とても分かりやすいと感じました。なるほど、なのにらしくない、どものわがままを受け止める余裕がない、どもに「構って」という雰囲気を出されると邪魔で煩わしい。すべては自身がどもだからなんですね。


ども同士で互いに「ボク(わたし)を褒めて」と競いあうように、どもが対等な立場になっている。虐待をするの心理は、ども同士のケンカと同じということなのだと思われる。


とすると、そもそも自身が自分のから「の役割逆転」されていて、負の連鎖が続いているのが根本原因なのかもしれないですね。


を変えようとしても変えることはできない。満たされてない状態から脱出するには、自分自身で自分を満たせるようになることだけですので。人に求めている依存状態が続いているうちは抜け出せない。


なので、に苦しんでいるどもに出来ることは、自分の代で不幸の連鎖(人間の業)を止めること。嫌いなとは距離を置いて振り回されないよう自立し、自分のどもに自分が満たされなかった思いを要求しないこと。いかに他者依存から抜け出すかが心の救済のポイントなのだと思われる。

 

もくじ

1~3章省略

 

4章 小さなことで「自信」は育っていく
「桃太郎」に学ぶ育て
 そのの成長に合わせた育て方
 “見返り”は期待しない
どもが一番欲しいものを与えているか
 立派な人がなぜ育てで失敗するのか
 「社会」が求めるものと「ども」が求めるものは違う
 望ましい母は、理想の母ではない
食事と会話の密接関係
 食事時の会話に愛情は表れる
 「ゆうげ」の心のふれあいがどもを心理的に成長させる
 話しやすい、話しにくい
 好きか嫌いかは「囚われ」にある
 そのに合わせた説得法


5章 今日から伸びる「心の種」をまこう
どもの気持ちをくみ取る
 どもが“何”を言ったかではなく、“なぜ”言ったか
 “行動”ではなく“動機”を見る
 こんな反応で意欲はわく
あせらない
 無理ながんばりは才能を枯れさせる
 信頼関係がなければ、やる気にはならない
 どもを励ますための条件
まず「できること」からすべて始まる
 教育の目的は、自分は何がしたいかわからせること
 育てに大切な八つの条件
 1 「なぜ?」を教える
 2 具体的に教える
 3 身をもって教える
 4 家の行事を大切にする
 5 が料理をつくってあげる
 6 過程を大切にする
 7 自分を守ることばかり考えない
 8 最後にもっとも大切なこと―それは、が楽しそうに生きること

 

以下、塾長より

親子の関係性を今一度振り返ってみることを

おすすめします。