中学数学の文章題の勉強法に読解力って必要?

今からだって遅くはない!数学の苦手を克服する方法と受験数学攻略法。より

 

数学が苦手になる原因

数学が苦手になってしまう原因は主に2つ。

  • 計算力不足
  • 解法パターンの暗記不足

数学ができる人は、頭が柔らかいとかパッと解法が突然ひらめくからではなく、小学算数の四則計算や分数・小数の計算、中学数学の方程式や平方根の計算といった基本的な計算が滞りなくできて、なおかつ典型的な問題の解法パターンをいくつも暗記しているからに他ならない。

 

計算力を鍛える

中学生で数学を苦手とする人は、ほぼ間違いなく小学算数の計算からつまづいている。小学生から入塾している子はほぼ計算力に問題がないが、中学生から入塾した子はやはり計算力が弱い子が多い。計算力が弱い子でも、四則計算や分数・小数の計算の「やり方」は分かっている。分かっているはいるのだが、たとえば約分になかなか気が付かなかったり、わり算の商を立てるときにトンチンカンな値の商を立ててしまったりと、速く正確に計算することができないのだ。

 

計算力が弱い原因は、練習不足だと断言できる。計算は頭の良し悪しは全く関係なく、スポーツや楽器のように、どれだけの練習量を幼い頃から積んできたかによる。中学生で数学が苦手な人は、思い切って小学算数の計算練習からやり直すといい。

 

先ほども述べたように、計算力に頭の良し悪しは必要ない。基礎的なトレーニングを何度も反復すれば誰でも計算力はつく。ポイントは、毎日10分でもいいから継続してトレーニングすること。1週間に1日だけのようなペースでチンタラやっても計算力はつかない。

 

模範解答の解法パターンを暗記する

模範解答を理解して解き方を暗記

 

数学が苦手な子のもう一つの特徴は、解法パターンのストックが少ないということ。たとえば食塩水の方程式の文章問題ならこう解く、速さに関する方程式の文章問題ならこう解くなどの、基本的な例題の解き方が頭に入っていない。文章問題や応用問題などの計算以外の問題は、「ヒラメキ」や「センス」に頼ろうとしているから、数学ができなくなる。

 

まずは、教科書や問題集の例題を解いてみる。スラスラ自力で解ければ問題ないが、5分くらい一生懸命考えたけれどサッパリ解けないときは、それ以上考えるのをやめて模範解答を見てみよう。そしてここからが大切。模範解答に書いてある式の立て方や求め方の意味をしっかりと理解すること。数学は暗記だと言っても、理解を伴わずにただ解答を暗記しても全く意味がない。

 

模範解答の意味が分からなかったら人に聞け

 

模範解答を見てもその式の意味がきちんと理解できない場合は、必ず学校や塾の先生に聞くことが大切。数学が苦手な子は、数式の意味をきちんと理解できないままとにかく「数打てばあたる」と問題を解こうとするが、そんな状態でいくら類題演習を繰り返しても力はつかない。

 

自力で解いたのではなく、模範解答を見て意味を理解した問題は、2〜3日後にもう一度今度は自力で解いてみよう。きちんと数式の意味が理解できていれば解けるはずだ。これを繰り返していくと、解法パターンのストックが増えていく。

 

もしも2回目も自力で解けないのなら、確実に模範解答の理解が足りていない。その場合は、速攻で模範解答を持って先生に質問しに行こう。数学が苦手な人は、できるだけ人の力を頼った方が良い。数学が苦手な子に限って人に聞かずに一人でどうにかしようとするが、一人でどうにかできるような力があるなら、そもそも数学が苦手になっていない。できないなら、できる人の考え方や解き方を盗む。これが一番伸びる。盗むために、人に聞くのだ。

 

公立入試の数学の攻略法

公立高校入試の数学は、パターン暗記で全て解ける。数学のセンスやヒラメキは全く必要ない。去年の入試数学が難しくなったとか言われているけれど、実際のところは難しくなったのではなく、「過去に出題されなかったパターン問題が出題されただけ」である。

 

たとえば昨年出題された連立方程式の速さの文章題。神奈川県の入試では、これまで連立方程式の速さの文章題が出題されたことがなかったので、多くの受験生が戸惑った。ただ、蓋を開けてみれば、この連立方程式の速さの問題は、中2の連立方程式の文章題のパターン暗記で十分解けるレベル。数学のセンスも高度なテクニックも何もいらない。

 

公立入試数学で言うと、関数・図形の証明・方程式・空間図形は基本的なパターン暗記のみで十分だ。確率の問題もパターン暗記でいけるのだが、年によってはルールをきちんと理解するという読解力が必要になったりする。

 

 

以下、

塾長所感

数学の文章題が解けない理由は二つ

 

・文章に書いてあることを数式化できない

・計算でつまずく

 パターン(法則性)を見つけるには、見つけるための練習をすれば問題なし!